2007年11月20日

企業業績と株価

企業は毎年の決算によって経営の成績表を作成します。これを企業業績といい
ます。特に上場企業は、企業業績として、決算の内容や経営状態を報告書のか
たち(有価証券報告書)で、60日以内に財務省に提出する義務があります。

更に、決算月から6カ月経過した時点で、中間決算を発表する義務があります。
また、多くの上場企業では、決算短信で4半期ごとの企業業績を発表していま
す。

株価は企業業績によって大きな影響を受けますのでこの決算書のチェックはと
ても大切なことですが、チェックするポイントの第1点は、実際の決算が決算
予測と大きくかけ離れた場合です。

例えば、決算予測よりも本決算や中間決算が良かった時(増額修正)は、一気
に株価は買われますし、反対に悪かった時(減額修正)は、売られます。

第2点目は過去よりも将来の成長性です。これをチェックするには、前期・今
期・来期(場合によっては、今期・来期・昨来期)の3期比較が有効です。

3期比較の収益率が上昇傾向(末広がり)なのか下降傾向(尻すぼみ)なのか
を判断の基準にしていこうということです。

例えば、A社、B社の前期の売上高が100億円だとします。便宜上、ご理解
いただくために経常利益もA社、B社とも同じの20億円だったとします。

次に、今期はA社の売上高は110億円で経常利益が35億円とします。

一方、B社は売上高が140億円、経常利益が40億円という業績だとします。
この場合、B社はA社より売上高、経常利益ともA社より勝っていますが、売
上高経常利益率で比較してみますと、A社は31.8%、B社は28.6%とな
り経営効率から見ればA社に軍配があがるところです。

しかし、この時点では、まだ判定してはいけません。企業業績の推移は3期比
較ではっきりします。そこで、来期の(売上高、経常利益の具体的金額は省略
させていただきますがA,B社ともに増収・増益だと仮定します)売上高経常
利益率はA社が28%、B社が30%になるとしますと、実際に利益率が末広
がりになっているのはどの企業かが理解できます。

上記のように、売上高経常利益率の3期比較をして、始めて利益率が低下傾向
か、それとも上昇傾向かがつかめます。その他の投資基準を考慮しなければな
りませんが、単純に収益性を検討すれば、貴方はB社に貴方の投資資金を投入
すべきなのです。


突然の好材料や悪材料がでた時、売買希望の注文が大量に集まります。好材料
では、値が付かないで気配値が切り上がるか、値が付いてもドンドン上値が買
われていきます。反対に、悪材料ではその反対の動きをします。これを放置し
ておきますと1日の株価が倍以上になったり、半分以下になったりしてしまいま
すので、値幅制限を設けて時間的な冷却期間をおきます。このことを「ストッ
プ高」「ストップ安」といいます。

posted by ka-bu1 at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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